糸魚川市の工務店Y様より、事務所でお使いのノートパソコンについてご相談をいただきました。「2台とも遅くて困っている。Windows 11にもしたい。でも新品を買う余裕はない」というご要望に、SSD化とWindows 11アップグレードでお応えした事例です。今回は、良い点だけでなく正直な注意点もあわせてご紹介します。
お客様のご要望
「事務所の2台のパソコンが、とにかく遅くて。Windows 11にもしてほしいんだけど、新品を何台も買うのは正直きつい。なんとかならないかな。」
確認すると、2台ともかなり年式の古いパソコンで、1台はWindows 8のまま使われていました。動作もかなりもたついており、日々の事務作業にストレスを感じておられました。
そこで、この2台をSSDに換装し、Windows 11へアップグレードして現役復帰させることをご提案。予算の都合もあり、メモリは16GBまでは増やさず、コストを抑える方針で進めました。
対象パソコン:NEC・DELLの2台
1台目:NEC PC-GN18HQRAF(LAVIE)
- CPU: AMD E2-9000(2コア)
- メモリ: 8GB
- ストレージ: HDD(約1TB)→ SSD 256GB(新品)
- OS: → Windows 11 Home 25H2
2台目:DELL Vostro 3558
- CPU: Intel Core i3-5005U(第5世代・2コア4スレッド)
- メモリ: 4GB → 8GB(DDR3 4GB増設)
- ストレージ: HDD → SSD 256GB(新品)
- OS: Windows 8 → Windows 11 Home 25H2

どちらも発売から年数が経った機種で、Windows 11の公式動作要件は満たしていません。JWCAD(jw_cad)など、工務店の実務で使うソフトが入った、使い慣れた大切な環境です。
実施した作業内容
2台に共通して、以下の作業を行いました。
1. HDD → SSDへの換装(新品256GB)


もともとのHDD(ハードディスク)を、新品のSSD(シリコンパワー 256GB)に交換。HDDの中身をそのままSSDへクローン(丸ごとコピー)するので、これまでの環境・ソフト・データはそのまま引き継げます。起動やアプリの立ち上げなど、これまで待たされていた動作が軽くなります。
2. メモリ増設(DELLのみ 4GB → 8GB)

DELLはメモリが4GBと少なかったため、DDR3 4GBを増設して8GBにしました。
3. Windows 11への非公式(強制)アップグレード
公式要件を満たさない機種のため、特別な方法でWindows 11(最新の25H2)へアップグレードしました。
4. ドライバ類の最新化・クリーニング(サービス)
各種ドライバを最新の状態に整え、本体の内部・外部のクリーニングもあわせて実施しました(この2項目はサービスで対応)。
SSD化後の性能:正直にお伝えします
ここは、包み隠さず正直にお伝えします。
今回の2台は、もともとのCPUの性能がかなり控えめです。SSD化によって起動やファイルの読み込み(待たされていた部分)は改善しますが、CPUそのものの処理速度が上がるわけではないため、「最新パソコンのような劇的な速さ」にはなりません。
それでも、HDDからSSDへの換装は体感でしっかり効きます。実測のベンチマークは次のとおりです。
| 項目 | NEC PC-GN18HQRAF | DELL Vostro 3558 |
|---|---|---|
| CPU | AMD E2-9000 | Core i3-5005U(第5世代) |
| メモリ | 8GB | 8GB(4GB増設) |
| SSD | 256GB(新品) | 256GB(新品) |
| 総合スコア | 1406 | 2043 |
| OS | Windows 11 Home 25H2 | Windows 11 Home 25H2 |
数字だけ見ると控えめですが、JWCADなどの実務や、日々の事務作業・ネット閲覧は十分に快適にお使いいただけるレベルになりました。「これだけ動けば十分」と、お客様にも喜んでいただけました。“新品同様の速さ”ではなく、“ストレスなく実務が回る速さ”を、低コストで実現した――そんな内容です。


【大切なお知らせ】今回の作業は「延命処置」です
今回の内容は、良いことばかりではありません。ここが最も大切なところなので、正直にお伝えします。
今回の2台は、本来Windows 11に対応していない世代のパソコンです。それを、コストを抑えて現役復帰させるために、特殊な調整を施して導入しています。そのため、旧型機ならではの制限があります。
- システムの自動更新(Windows Update)は、意図的に停止しています。 旧型機で自動更新を続けると動作が不安定になりやすいため、安定性を優先した措置です。
- **本作業は、使い慣れた環境を安価に残すための「一時的な応急・延命処置」**という位置づけです。
- 突然の不具合で業務が止まるリスクを避けるためにも、1〜2年以内を目安に、Windows 11に正式対応したパソコンへのお乗り換えを強くおすすめします。
「まだ使えるものを、安く延命する」という選択肢と、その正直な限界の両方をお伝えするのが早川スタイルのやり方です。今回はそのうえで、お客様にご納得いただいて作業を進めました。
総費用:2台で42,000円(税なし)

■ NEC PC-GN18HQRAF:19,480円
- シリコンパワー SSD 256GB:8,480円
- HDDからSSDへのクローン:8,000円
- Windows 11 非公式(強制)アップグレード:3,000円
- ドライバ類の最新化:サービス
- 内部・外部クリーニング:サービス
■ DELL Vostro 3558:22,680円
- シリコンパワー SSD 256GB:8,480円
- メモリ DDR3 4GB増設:3,200円
- HDDからSSDへのクローン:8,000円
- Windows 11 非公式(強制)アップグレード:3,000円
- ドライバ類の最新化:サービス
- 内部・外部クリーニング:サービス
■ 値引き:-160円
合計:42,000円(税なし)
早川スタイルは免税事業者のため、消費税はいただいておりません。ドライバの最新化と本体クリーニングはサービスで対応しています。
お客様へ
「新品は買えないけれど、今のパソコンをなんとか使いたい」――そんなお気持ちに、できるだけ低コストでお応えするのが今回の作業です。ただ、それが“一時的な延命”であることも、包み隠さずお伝えしました。
安く延命する選択肢と、その限界。両方を知ったうえで判断していただくのが、いちばん後悔のない選び方だと考えています。
古いパソコンの延命・Windows 11化は早川スタイルへ
「まだ使えるのに買い替えるのはもったいない」「でも遅いしWindows 11にできない」――そんなお悩みに、SSD化やアップグレードでの延命という選択肢をご提案します。
ただし、機種の状態によっては延命が向かない場合もあります。早川スタイルでは、延命したほうがよいか、買い替えたほうがよいかを正直に診断し、メリットも限界もお伝えしたうえでご提案します。まずは無料でご相談ください。
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