2026年9月25日、糸魚川市のY小学校で、今年度2回目のプログラミングクラブを行いました。早川スタイルが講師を務め、4・5・6年生のみなさんとScratch(スクラッチ)で作品づくりに取り組みました。
今回は、今回と次回の2回を使って、自分がつくりたいものを形にしていく時間です。途中の作品を見せ合うと、物語、音楽、本格的なゲームと、さまざまなジャンルが登場。大画面での発表は、大いに盛り上がりました。
最初の10分は、6月の活動と3つの約束を振り返る
クラブ活動は13時45分にスタート。まずは6月の第1回で使った資料を見ながら、大切にしている3つのことを確認しました。
- こまめにセーブする。 つくった作品を残すために、区切りのよいところで保存する。
- 教え合う。 わからないところは聞き、わかったことは周りに伝える。
- 積極的に試す。 ブロックの組み方や数値を変えて、動きがどう変わるか確かめる。
特に伝えたのは、ブロックを組んだり数値を変えたりしても、それで機械が壊れるわけではないということです。思い通りに動かなくても、原因を探して組み直せます。保存をしながら、遠慮なく試してほしいと思っています。
5つのジャンルから、自分がつくりたいものを選ぶ
振り返りのあとは、今回のプリントを配り、サンプルの動きをデモで紹介しました。
資料では、作品づくりの入り口として、次の5つのジャンルを用意しています。
- ゲーム:落ちてくるりんごをキャッチするゲームなど
- アニメ・お話:キャラクターの会話や場面が変わる物語
- 絵・アート:繰り返しを使って描く図形や模様
- 音楽:タッチすると音が出る楽器や、自動演奏
- クイズ・便利なもの:問題に答えるクイズや計算のプログラム
実際に動くところを見てもらい、今回と次回で自分がつくりたいものを決めて、さっそく制作を始めました。
プリントには、ブロックの組み合わせを画像で載せています。基本の動きから始めて、数値やキャラクターを変えたり、機能を足したりできる構成です。サンプルを手がかりに、それぞれの作品へ発展させていきます。
途中の作品を大画面へ。物語・音楽・ゲームの発表で大盛り上がり
14時45分からは、4年生・5年生・6年生それぞれに、つくっている作品を前方の大画面テレビに映して紹介してもらいました。完成していなくても、その時点でできているものを見せてもらいます。
今回登場したのは、4年生の物語、5年生の音楽、6年生のゲーム。学年ごとに別々のジャンルの発表となりました。6年生のゲームはかなり本格的で、見応えがありました。
自分の手元でつくっていたものが大きな画面に映り、みんなでその動きを見る。ここが今回、とても盛り上がった時間でした。
途中の作品を見せ合うと、完成品だけでは見えにくい、つくっている最中の工夫も共有できます。自分とは違う作品に触れることも、次に試してみたいことを考えるきっかけになります。今回のようにジャンルが分かれると、Scratchで表現できることの幅も伝わります。
上越妙高のプログラミングコンテストも紹介
最後の数分では、11月に開催される「U-16プログラミングコンテスト上越妙高大会」も紹介しました。2026年の開催予定日は、11月3日(火・祝)です。U-16プログラミングコンテスト上越妙高
今回紹介したのは、CHaser(チェイサー)を使って、自分でつくったプログラム同士を対戦させる競技です。Python(パイソン)で作戦をプログラムにする学びとして、6年生と興味のある5年生に案内しました。
今回は大会への準備が間に合わなくても、会場へ足を運び、同世代の子や中学生が取り組む様子を見られたらと思っています。どんなプログラムで対戦するのか、会場はどんな雰囲気なのか。実際に触れる経験が、次の挑戦につながればうれしいです。
参加や見学を検討される方は、最新の開催案内・申込方法を公式サイトでご確認ください。
今回の配布資料を公開します
活動で使用した2種類のプリントを、PDFでご覧いただけます。ご家庭での振り返りや、プログラミング学習の参考にご活用ください。
① Scratch作品づくりの資料
5つのジャンルのサンプルとブロックの組み合わせ、発展のアイデア、作品づくりのメモをまとめています。
② U-16上越妙高大会・CHaserの紹介資料
6年生と興味のある5年生向けに、対戦の仕組みや次の学びへのつながりを紹介した資料です。大会情報は配布時点のため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
次回は、自分の作品をさらに仕上げる時間へ
15時5分までクラブ活動を行い、その後の5分間で学校の振り返りシートに記入。担当の先生に提出して、今回の活動を終えました。
次回は、今回つくり始めた作品をさらに進めていきます。今回の発表で見えた物語・音楽・ゲームが、どんな作品に仕上がるのか。続きを見るのが楽しみです。
早川スタイルでは、小学校のクラブ活動や、地域の子どもたちに向けたプログラミング講座をお手伝いしています。学年や経験に合わせた内容で、作品づくりに取り組めるよう支援します。

