今回は、キーボードの一部が反応しなくなったことをきっかけに、中古ノートパソコンへ乗り換えたお客様の作業記録をご紹介します。旧パソコンは富士通LIFEBOOK A577/SX(型番FMVA2601GP)、Intel Core i3 第7世代(i3-7130U)を搭載し、メモリは12GBという構成でした。
乗り換え先に選んだのは、同じ富士通のLIFEBOOK A749/B(型番FMVA63013)。CPUはIntel Core i5 第8世代(i5-8365U)で、世代がひとつ新しくなり、コア数も増えています。今回のポイントは、旧パソコンで使っていたSSDをそのまま新しいパソコンへ移し、これまでのデータや環境をできるだけそのまま引き継いだことです。

お客様の困りごと:キーボードの一部が反応しない
糸魚川市のお客様から「ノートパソコンのキーがいくつか反応しなくなったので見てほしい」とご相談をいただきました。確認すると、特定のキーがおよそ10個ほど反応しない状態で、日常的な文字入力にも支障が出ていました。
「買い替えるなら、なるべく安いものがいい」とのご希望でした。お使いのパソコンは以前SSDへ交換されていたため動作自体は悪くなく、この使い慣れた環境をそのまま活かす形で、費用を抑えた乗り換えをご提案しました。

乗り換え先:富士通 LIFEBOOK A749/B(第8世代Core i5)
お客様のご希望に沿って、価格を抑えつつ世代の新しい中古ノートパソコンを選びました。
新パソコン:富士通 LIFEBOOK A749/B(FMVA63013)
- CPU:Intel Core i5-8365U(第8世代/4コア8スレッド)
- メモリ:16GB(DDR4-2400 8GB×2)
- ストレージ:SSD 240GB(お使いのものをそのまま移行)
- OS:Windows 11 Pro(最新の25H2に更新)
旧パソコンのCPUが第7世代の2コアだったのに対し、新パソコンは第8世代の4コア。数字の上でも、実際の動きの上でも、複数の作業を同時に行うときの余裕が変わってきます。
起動トラブル:SSDを載せ替えたら起動しなくなった
旧パソコンから取り出したSSDを、新しいLIFEBOOK A749/Bへそのまま装着しました。取り付け自体は問題なく完了しましたが、電源を入れると「デバイスから起動できない」と表示され、そのままでは起動しない状態になりました。


SSDを別の機種へ移すと、機種が変わることで起動に関する設定や領域の構成が一致せず、そのままでは起動できないことがあります。今回もこの点が原因につながっていました。Secure Bootの設定や起動領域の状態を、一つずつ順番に確認していきました。
対応:システム領域を作り直して起動を復旧
確認を重ねた結果、既存のシステム領域をそのまま使うのではなく、起動に必要な領域を作り直す方針で対応しました。起動情報をbcdbootコマンドで書き直すことで、無事にパソコンが起動する状態まで復旧できました。

こうした起動トラブルは、SSD移行では起こり得るものです。あわてて初期化してしまうとデータを失う恐れもあるため、原因を切り分けながら、できるだけ元の環境を残す形で復旧を進めています。
メモリを16GBへ増設
起動の問題が解決した後、メモリを16GBへ増設しました。旧パソコンの12GBから16GBになったことで、複数のアプリを同時に開いても余裕のある構成になっています。なお、16GBのうち8GBはお使いのメモリをそのまま流用し、その分は費用から差し引いています。
性能の変化:数値で見る乗り換え効果
ベンチマークソフト「CrystalMark Retro」で、旧パソコンと新パソコンのスコアを比べてみました。


📊 総合スコア
作業前 ███████████████████████████ 1824
作業後 ████████████████████████████████████████████████████████ 3834
1824 → 3834(約2.1倍)
📊 CPUシングルスコア(1つ1つの処理の速さ)
作業前 █████████████████████████ 2930
作業後 ████████████████████████████████████████████████████████ 6666
2930 → 6666(約2.3倍)
📊 CPUマルチスコア(複数同時処理の力)
作業前 ███████████████████ 8321
作業後 ████████████████████████████████████████████████████████ 24030
8321 → 24030(約2.9倍)
🎯 なぜここまで変わるのか
今回はSSDを引き継いでいるため、ディスクの速さは大きくは変わりません。効いているのはCPUの世代とコア数、そしてメモリです。旧パソコンは第7世代の2コア、新パソコンは第8世代の4コア。同時に動かせる処理の数が増え、メモリも12GBから16GBに増えたことで、ブラウザで複数のタブを開きながら別の作業をする、といった場面で軽さを感じやすくなります。
スコア3834でできること
- インターネット閲覧:快適に操作できます
- Word・Excel:サクサク動作します
- メール・LINE:問題なく使えます
- YouTube視聴:フルHDでスムーズに再生できます
- ビデオ会議:Zoom・Teamsに対応できます
ベンチマークスコアの目安
- 1,000〜2,000:基本的なオフィス作業
- 2,000〜3,000:オフィス+ウェブ閲覧が快適
- 3,000〜4,000:← 今回のパソコン。マルチタスクも余裕
- 4,000以上:動画編集・ゲーム向け
総費用:38,000円(税なし)
料金の内訳は次のとおりです。
- 中古ノートパソコン本体(富士通 LIFEBOOK A749/B):38,000円
- SSD載せ替え技術料(第7世代PC→第8世代PCへの移行):5,000円
- Windows 11最新化・ドライバ更新・ウイルスチェック・環境整備:3,000円
- SSD差額(お使いのSSDをそのまま流用したための減額):-4,500円
- メモリ差額(16GBのうち8GBはお使いのものを流用したための減額):-3,500円
合計:38,000円(消費税はいただいておりません)
技術料はいただいていますが、お使いのSSDとメモリを流用できた分はきちんと差し引いています。使えるものは活かして、無駄な費用は抑える。これが早川スタイルの考え方です。
まとめ:キーボード不良やSSD移行でお困りの方へ
キーボードの不具合で買い替えを検討されている場合でも、既存のSSDを移行できれば、これまで使っていたデータや環境を引き継ぎやすくなります。ただし今回のように、機種が変わることで起動関連の設定が合わず、そのままでは起動できないこともあります。こうした場合も、原因を切り分けながら状況に応じて対応いたします。
中古パソコンへの乗り換えや、SSD移行でお困りの際は、お気軽にご相談ください。糸魚川市を中心に、地域密着でお伺いします。
無料相談・お見積もりのお問い合わせ
📞 070-9181-9839 📧 hayakawastyle@gmail.com 🏠 新潟県糸魚川市大平4794-2
営業時間:8:30-18:00(年中無休)

